1 2023 年 3 月 31 日 researchmap 連携機関のためのセミナー 質問への回答
国立研究開発法人科学技術振興機構 情報基盤事業部人材情報グループ
2022 年 11 月 24 日(木)に開催した「researchmap 連携機関のためのセミナー」で寄せら れた質問とそれに対する回答を公開いたします。 目次
- セミナーに関する質問 ......................................................................................................................... 3 質問1 資料の PDF は掲載されますか。 ............................................................................................... 3
- researchmap の利活用 ........................................................................................................................ 3 質問2 researchmap を主業績データベースとして活用している大学があればメリットや デメリットを教えてください。また、具体的な事例を教えてください。 .......................... 3 質問3 WebAPI の活用方法を教えてください。 ................................................................................ 3
- データ連携に関する質問 .................................................................................................................... 3 質問4 機関として導入する際に、どのような手続き、作業が必要なのか、留意すべきこと を教えてください。 また、 個別にアカウント作成している教員がいるがそうでない教員は まずアカウント作成を個々にするのか、 すでに入力があるものとデータ交換したときに内 容が重複した場合の対応方法等、機関として導入する際に必要なことを教えてください。 3 質問5 V1 から利用しているユーザの AI 権限設定のデフォルト値を知りたいです。 ...... 4 質問6 退職された先生や亡くなった先生が researchmap で所属研究者となっています。 大 学側がデータを正規化できないのでしょうか。 編集を機関担当者に許可していない研究者 が退職後は、JST にて削除することは可能でしょうか。 ........................................................... 5 質問7 本学の DB の情報を researchmap に取り込んでいるが、項目によって重複で登録さ れてしまい、 教員による削除等の調整が必要になっている。 本学のDB から取り出すデー タの仕様の問題なのかも知れないが、他大学様での状況をお伺いしたい。 ..................... 5 質問8 researchmap から CSV ファイルをエクスポートして利用しています。API は、 デー タクリーニングが大変そうなので躊躇しています。 入力項目の重要なもの (例えば、 査読 2 の有無、論文の種別、著書の分担役割、国際共著など)は、きちんと入力しないと作業が 終了できないようにするとか、 入力のパスを使いやすいように改良するなど、 システム面 でデータの質を上げる工夫をして頂けませんでしょうか。 ...................................................... 5 質問9 研究者から、入力についての質問や連携エラーについての質問を受けることがあり ます。機関担当者が使える入力参照画面等はあるのでしょうか。 ........................................ 5 質問10 取得/更新に影響する4大要素③で、研究者本人が最終更新した情報は、機関担 当者では更新できない、 と説明がありましたがそのような業績も機関で更新できているよ うです。 ........................................................................................................................................................... 6 質問11 機関担当者が CSV にて強制登録(force)した際、 「インポートが正常に終わりま した。 」 のメッセージが表示されましたが、 情報は更新されませんでした。 エラーメッセ ージを変更いただければ幸いです。 .................................................................................................... 6 質問12 現在、 大学独自のシステムからresearchmap へデータ提供した場合、 エラーの詳 細内容が機関管理者しか見られません。 研究者本人がエラー詳細を把握することはできな いのでしょうか。 ......................................................................................................................................... 6
- 外部連携に関する質問 ......................................................................................................................... 6 質問13 科研費審査の際に 「必要に応じてresearchmap が参照される」 ことになっていま すが、これは科研費電子申請システムと researchmap がシステム的に連携しているとい うことでしょうか。科研費の審査の際、審査員によりどのように、かつ、どの程度利用さ れていているのでしょうか。.................................................................................................................. 6 質問14 研究データの管理・利活用について、researchmap は今後どのような形で対応さ れるのでしょうか? NII Research Data Cloud 等との連携はあるのでしょうか? ....... 7 質問15 researchmap と J-GLOBAL とはどのような関係でしょうか。例えばメールアド レスは researchmap に反映されませんが、J-GLOBAL には研究者への連絡機能がありま す。J-GLOBAL に反映されることを知らない教員も多いようです。 ................................... 7
- そのほか .................................................................................................................................................... 7 質問16 大学設置基準が改正され、 基幹教員にかかる情報公開の対応が必要になりますが、 researchmap では対応を検討されているでしょうか。 .............................................................. 7 質問17 使い方が難しいのでわかりやすいマニュアルの整備をお願いしたいです。 ..... 7 質問18 researchmap から文科省様式第 4 号(教員個人調書)が作成できると大変使いや すくなると思います。 ............................................................................................................................... 8
3
-
セミナーに関する質問 質問1 資料の PDF は掲載されますか。 回答:本セミナーで使用した資料や動画は以下のURL に掲載しております。ご活用くださ い。 https://researchmap.jp/public/other-document/oration/seminar2022
-
researchmap の利活用 質問2 researchmap を主業績データベースとして活用している大学があればメリットやデメ リットを教えてください。また、具体的な事例を教えてください。 回答:メリットは本セミナーで紹介したとおりです。 (セミナー資料 p13: https://researchmap.jp/outline/event/20221124/seminar2022_doc.pdf)
デメリットは、researchmap では機関独自に設定できる項目数に限りがある点です。 researchmap では業績に機関独自の項目を追加できる機能がありますが、各業績種別に一項 目ずつに限られます。同一業績種別に対して機関独自の項目を複数設けることはできませ ん。 researchmap の具体的な活用事例を、2022 年 2 月に利用機関から紹介していただきました。 以下の URL から資料をご覧いただけます。 ■2022 年 2 月 researchmap 導入時の課題解決のためのイベント https://researchmap.jp/public/other-document/oration/event2022
質問3 WebAPI の活用方法を教えてください。 回答:WebAPI の活用方法は大きく 2 つあります。 ① 機関の研究者総覧等と researchmap を連携して、機関の Web サイトで活用する ② 機関 DB と researhchmap を連携して評価・分析に活用する researchmap の具体的な活用事例を、2022 年 2 月に利用機関から紹介していただきまし た。以下の URL から資料をご覧いただけます。 ■2022 年 2 月 researchmap 導入時の課題解決のためのイベント https://researchmap.jp/public/other-document/oration/event2022
- データ連携に関する質問 質問4 機関として導入する際に、どのような手続き、作業が必要なのか、留意すべきことを 教えてください。また、個別にアカウント作成している教員がいるがそうでない教員は まずアカウント作成を個々にするのか、すでに入力があるものとデータ交換したときに 4 内容が重複した場合の対応方法等、機関として導入する際に必要なことを教えてくださ い。 回答:手続きとしては、機関用 ID の利用申請、さらに WebAPI を利用される場合は API の 利用申請が必要です。 申請書は以下の URL から入手いただけます。 https://researchmap.jp/public/other-document/application データ連携の際の注意点は以下 URL をご覧ください。 https://researchmap.jp/public/organ/datakokan その他ご不明な点は支援センターまでお問い合わせください。 https://researchmap.jp/public/inquiry/inquiry
質問5 V1 から利用しているユーザの AI 権限設定のデフォルト値を知りたいです。 回答:AI に関する設定のデフォルト値は以下のとおりです。 【AI による反映】 AI を活用する(AI が研究者本人の業績として同定した業績情報を反映することを許可し ます) 【AI の活用の範囲】 AI が推薦した業績を自動的に反映する(研究者本人が確認することなく、researchmap 上で外部公開されます) 本人が登録した内容を優先し、AI に修正はさせない。不足している情報の補完だけを許 可する(研究者が登録した内容の上書きは行わず、未入力の項目についてのみ、AI が同 定した業績データによって補完します) 各設定の詳細は利用マニュアルをご確認ください。 https://guide.researchmap.jp/index.php/Researchmap利用者マニュアル/研究者用/マイポ ータル/研究者情報/研究者情報の編集等に関わる権限設定 なお、V2 に一度もログインしたことがない研究者については、 「AI が推薦した業績を自動的 に反映する」の挙動が以下のように変わります。 AI が新規に業績を追加した場合:研究者ご本人が承認するまで外部公開されません。 AI が既登録の業績を部分更新した場合:AI が本人業績の可能性が高いと判定した場合は 自動的に外部公開されます。本人業績の可能性が低いと判定した場合は研究者ご本人が 承認するまで外部公開されません。
5 質問6 退職された先生や亡くなった先生が researchmap で所属研究者となっています。大 学側がデータを正規化できないのでしょうか。編集を機関担当者に許可していない研 究者が退職後は、JST にて削除することは可能でしょうか。 回答:退職された研究者に関しては、データ交換担当者 ID または所属機関事務担当者 ID を 利用して、機関にて転出処理ができます。 https://guide.researchmap.jp/index.php/Researchmap利用者マニュアル/機関担当者用/登 録、更新/基本情報/転入・転出 亡くなった研究者に関しては、原則として JST がアカウントを管理するものとし、研究者情 報の公開を継続しますので、サービス支援センターまでお問い合わせください。 研究者が「機関の編集を許可しない」に設定しているために機関にて転出ができない場合に ついても、サービス支援センターまでお問い合わせください。 https://researchmap.jp/public/inquiry/inquiry
質問7 本学の DB の情報を researchmap に取り込んでいるが、項目によって重複で登録され てしまい、教員による削除等の調整が必要になっている。本学のDB から取り出すデ ータの仕様の問題なのかも知れないが、他大学様での状況をお伺いしたい。 回答:同様の問い合わせを複数の機関からいただいております。 重複登録されたデータは原則として機関で修正をお願いします。researchmap の不具合に由 来すると思われるものは、researchmap 側で修正する対応を行っております。researchmap のデータ更新時に重複データが発生する場合はサービス支援センターまでお問い合わせくだ さい。
質問8 researchmap から CSV ファイルをエクスポートして利用しています。API は、デー タクリーニングが大変そうなので躊躇しています。入力項目の重要なもの(例えば、 査読の有無、論文の種別、著書の分担役割、国際共著など)は、きちんと入力しない と作業が終了できないようにするとか、入力のパスを使いやすいように改良するな ど、システム面でデータの質を上げる工夫をして頂けませんでしょうか。 回答:ご要望ありがとうございます。今後の開発の参考とさせていただきます。
質問9 研究者から、入力についての質問や連携エラーについての質問を受けることがありま す。機関担当者が使える入力参照画面等はあるのでしょうか。 回答:機関の方が操作を自由に体験できるトライアルサイトを用意しております。 トライアルサイトの詳細は以下の URL からご覧ください。 https://researchmap.jp/public/about/rmap2/function/v2_trial 6 また、機関用 ID をお持ちであれば、画面上で研究者の情報を編集することもできます。
質問10 取得/更新に影響する4大要素③で、研究者本人が最終更新した情報は、機関担当 者では更新できない、と説明がありましたがそのような業績も機関で更新できている ようです。 回答:V2 リリース以降に研究者本人が最終更新した業績は、機関担当者による一括更新がで きません。例外として、researchmapV1 から移行した業績で、かつ V2 以降に AI や研究者 本人、代理人、共著者による更新がされていない業績は、機関担当者により一括更新ができ ます。
質問11 機関担当者が CSV にて強制登録(force)した際、 「インポートが正常に終わりまし た。 」 のメッセージが表示されましたが、情報は更新されませんでした。エラーメッ セージを変更いただければ幸いです。 回答:インポートの際には、類似チェックという機能が働きます。この機能は、インポート した業績とすでに登録済みの業績を researchmap システムが比較し、未登録(または要修 正)の業績のみを反映する機能です。インポートの際に類似チェックの結果、本人相当が登 録した類似の業績がすでに存在する場合、機関では該当業績を追加・更新することができま せん。こちらは researchmap の仕様通りの動きのため、エラーの表示になりません。お手数 ですがインポートを実施した際には「インポート結果確認」をご覧ください。インポート完 了後に表示されるメッセージは変更を検討します。
質問12 現在、大学独自のシステムから researchmap へデータ提供した場合、エラーの詳 細内容が機関管理者しか見られません。研究者本人がエラー詳細を把握することはで きないのでしょうか。 回答:現在はそのような機能はございません。
- 外部連携に関する質問 質問13 科研費審査の際に「必要に応じて researchmap が参照される」ことになっていま すが、これは科研費電子申請システムと researchmap がシステム的に連携していると いうことでしょうか。科研費の審査の際、審査員によりどのように、かつ、どの程度 利用されていているのでしょうか。 回答:科研費審査では、researchmap に登録された研究者番号を基に、科研費審査のシステム に当該研究者の researchmap マイポータルへのリンクが表示され、 審査員がresearchmap を 参照出来るようになっています。 審査の内容や状況に関することは、JST では把握しておりま 7 せん。
質問14 研究データの管理・利活用について、researchmap は今後どのような形で対応され るのでしょうか? NII Research Data Cloud 等との連携はあるのでしょうか? 回答:researchmap の「その他」の業績には「実験データ」の項目があり、1人あたり1GB の容量(マイポータル、およびマイルームの合計)をご利用いただけます。1ファイルあたり のサイズは最大 10MB です。また、NII Research Data Cloud と直接的に連携は行っておりま せん。
質問15 researchmap と J-GLOBAL とはどのような関係でしょうか。例えばメールアドレ スは researchmap に反映されませんが、J-GLOBAL には研究者への連絡機能がありま す。J-GLOBAL に反映されることを知らない教員も多いようです。 回答:J-GLOBAL は JST が提供する総合的学術情報データベースです。researchmap は研究 者情報のうち、公開情報を J-GLOBAL に提供しています。また、J-GLOBAL のコンタクト機 能( 「この研究者にコンタクトする」 )を利用すると、researchmap の登録メールアドレスに 問い合わせ内容が送付されます(研究者が許可した場合に限ります)。
- そのほか 質問16 大学設置基準が改正され、基幹教員にかかる情報公開の対応が必要になりますが、 researchmap では対応を検討されているでしょうか。 回答:現時点(2023 年 2 月)で researchmap には「基幹教員」の項目はなく、「基幹教員に かかる情報公開」への対応は未検討です。
質問17 使い方が難しいのでわかりやすいマニュアルの整備をお願いしたいです。 回答:researchmap では Web マニュアルの他、動画マニュアルやクイックガイド、FAQ を 整備しております。 各種マニュアルの内容は順次、拡充いたします。 ■マニュアル https://researchmap.jp/public/inquiry
8 質問18 researchmap から文科省様式第 4 号(教員個人調書)が作成できると大変使いや すくなると思います。 回答:ご要望ありがとうございます。今後の開発の参考とさせていただきます。
以上